日本と世界をつなぐ、新しい舞台芸術の創造
ライフアートユニオンは、2001年の設立以来、「伝統の脱構築」と「地域文化の振興」を掲げて活動を継続してきました。
特に令和に入ってからは、アーツカウンシル東京や文化庁をはじめとする公的助成の複数採択や、権威ある演劇賞の受賞など、その活動の質と規模を著しく向上させています。
「地域(ローカル)」に埋もれた歴史やマイノリティの記憶を掘り起こし、それを世界水準の「普遍的(グローバル)」な演劇作品へ昇華させ、「ここでしか生まれない物語」を作ります。
~舞台とワークショップ~
空襲で生き別れた子を探す母と、自らも原爆被災者であるポーランド人ゼノ修道士は隅田川の岸辺で出会う。 ゼノは母の子探しを手伝うため、舟に乗るが、話を聞くにつれ、悲劇の真実を伝えなくてはならなくなってしまう。 するとマリアの声が聞こえてくる。救済か絶望か。
墨田区発祥の能「隅田川」の梅若伝説と、戦災の記憶、戦後復興の象徴「アリの街」と「マリア」の史実という、 新旧様々な地域資源を時空を超えて融合させるストーリー。
演出家・今井尋也の下、ポーランド・グロトフスキ研究所の俳優達と、狂言、歌舞伎、能といった日本伝統芸能が競演します。 廃墟に咲く花と両国の特異な身体表現の融合により、国境と時代を越えた鎮魂と再生の物語を生演奏で紡ぎます。